三条商工会議所青年部は9日、三条市八木ヶ鼻オートキャンプ場で「燕三条 Smart BBQ Festa(スマートバーベキューフェスタ)」を開き、新潟バーベキュー協会の本格BBQ教室、ステーキ肉や地元産野菜を味わう手ぶらでBBQなどを行い、スマートでスタイリッシュなバーベキューを楽しんだ。
燕三条の工業、農業、商業、自然を融合させて燕三条の魅力を体感してもらうおうと初めて同青年部のまちの活性化委員会(梨木美裕樹委員長)が企画し、三条市と共催で開いた。
バーベキュー上級インストラクターによる「本格BBQ教室」、日本バーベキュー協会の下条民夫会長による「初級BBQ検定」、「手ぶらでBBQ」、マルシェブースとクラフトブースの「燕三条魅力ブース」、「子豚の丸焼きショー」、売り上げを熊本地震の義援金とする燕三条産の商品の「チャリティーオークション」を行った。
あいにくの雨降りだったが、子ども連れの家族や仲間同士、カップルなどが来場。本格BBQ教室では、新潟バーベキュー協会の須田和行会長をはじめとするインストラクターが、ステーキのような肉やバナナなどのフルーツをじっくりと焼いたり、素材を生かすためのソース、ごみ減量など環境に配慮したマナーなど、欧米の本格的なバーベキューのこつやスタイルを体験してもらった。
手ぶらでBBQは、2人前ていどで2,500円のセット。卓上型のインスタントグリルに炭を入れてテーブルの上に置いて、牛ステーキ、ナス、長ネギ、シイタケ、シャインマスカットなどを焼き、素材の味を楽しみながら手軽でおいしいバーベキューを体験した。
梨木委員長は、コミュニケーションツール、食育にもなるスマートバーベキューを継続していきたいと話した。新潟バーベキュー協会の県内初の支部となる燕三条支部の設立も進めており、将来的には燕三条のものづくりと関係にもつなげていけたらと期待する。