「体育の日」の10日、三条市環境啓発施設「かんきょう庵」で初めてのエコをテーマにしたイベント「SANJO ECO FES」が開かれた。
「かんきょう庵」は昨年から年2回、館内で手作り雑貨マルシェ「mizutama」を開いている。その出店者からほとんど活用されていない芝生の前庭を会場に、同施設の目的である環境啓発にもつながるイベントをと、イベント出店などを行っている三条市内の女性4人が実行委員会(石坂友美代表)を組織して三条市と共催で初めて開いた。
芝生にテントを張り、木工雑貨、布小物、布雑貨、アクセサリー、レジン雑貨、粘土雑貨、飲食などを扱う19の店が並んだ。エコに配慮した来場者にはエコバッグ、食器類の持参を求め、会場では使い捨ての食器を使わずにレンタルの食器も用意した。
イベントのキャラクターとして体が地球で頭に葉っぱをつけた「エコさん」を実行委員で作成。当日は「エコさん」をデザインしたオリジナルTシャツを着て出店した。
予想以上にエコバッグや食器を持参する人も多く、実行委員は手応えを感じていた。次回は5月の開催を予定し、定期的に開きたい考えだ。