16日投票の県知事選に立候補した三村誉一氏(70)、森民夫氏(67)、米山隆一氏(49)、後藤浩昌氏(55)の4氏が選挙戦を繰り広げている。森氏と米山氏の接戦が伝えられるなか、最大の争点とされる柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に焦点がしぼられ、それ以外の主張が耳に届かなくなっていることから、両氏に直接、話を聞いた。
具体的には、原発の再稼働と日本のエネルギー政策に対する展望と新潟県が果たす役割、若者に向けた考え、人口減少社会に対する政策や方針、他の候補との違いや自身が県民にとって良いというポイント、30代以下の若い有権者へのメッセージなどを聞いた。
また、三村氏は県政の公正さを維持し、ますますの確立を目指す、再稼働は今まで通り慎重に決める、反対論者ではない、あくまで安全性が第一、日本海横断航路問題の真相の究明などを公約に掲げる。
後藤氏は、ディズニーランドの誘致と一体の米軍普天間基地の佐渡への誘致、自殺といじめをなくす、災害・水害対策を最優先課題とする、原発再稼働は絶対反対だが県民投票に従う、佐渡の金銀山への国内外の観光客増大などを掲げている。