三条市は15日、子ども記者が取材、編集などを行った広報さんじょう子ども版「ミニミニSANJOちびっこニュース」の秋号を発行した。
広報子ども版の発行は2年目。今年度は秋と春の2回の発行を目指して三条市が子ども記者を募集し、応募のあった市内の小学4年生と5年生の計8人を子ども記者に任命した。
秋号は、「三条のくだもの」がテーマのカラー4頁。広報さんじょうの10月16日号に折り込み、市内に全戸配布した。
子ども記者が、取り上げたいテーマについて意見をだして企画。県内有数の果樹産地でもある三条市大島地区のブドウ「シャインマスカット」と洋ナシ「ル レクチエ」を対象に決め、「シャインマスカット」は渡辺果樹園=井戸場=、「ル レクチエ」は、いしぐろ農園=代官島=を、猛暑の8月に2班に分かれて取材した。
取材はもちろん、見出しの文字やイラストを書いたり、レイアウトなど編集作業も行った。
「シャインマスカット」のページでは、「他のぶどうと何がちがうの?」、「どうしておいしいの?」、「ル★レクチエ」のページでは、「新潟の名物になったのはなぜ?」、「おいしく作るひみつ」など質問した答えをわかりやすく書いた。
また、生産者の顔写真やみずみずしい果物、取材や編集作業をする同僚記者の仕事ぶりも、子ども記者が一眼レフカメラで撮影した写真だ。次号は春号で、翌年3月の発行を予定している。