弥彦村が「おもてなし広場」に建設する農産物直売所の安全祈願祭が17日、現地で行われた。
関係者ら20人が出席。地鎮之儀では、盛り砂に小林豊彦村長が鎌(かま)、株式会社堤建築設計事務所の田中工三代表取締役が鍬(くわ)、株式会社吉田建設・吉田守利代表取締役が鋤(すき)を入れた。
おもてなし広場は弥彦グランドホテル跡地を活用して弥彦観光の拠点にしようと整備しているもの。今年度から3年計画で直売所、レストラン、観光交流施設の建設を順に進める。
今年度は直売所を建設するもので、工期は10月1日から来年2月28日まで、木造平屋建て159平方メートルで総事業費は約6千万円。完成後は現在、仮設店舗で営業している株式会社さややが営業する。
小林村長はあいさつで、村長就任から1年半以内でこの日を迎えられたことを喜び、「これからいよいよ活性化の第一歩が始まる」、「温泉街の活性化、弥彦の活性化につながるような第一歩をここでつくりたい」とし、3年計画でさらに数億円が必要になるが、「国の地方創生のところにお願いしてなんとか実現したい」と話した。