昭和50年から60年まで10年間、続いた県央地域の伝説的ロックコンサート『ROCK in 三条』を平成の時代に復活させ、当時出演していたバンドの再結成での出演と県央地域のアマチュアロックミュージックの活性化を図ろうと23日午後1時から三条市中央公民館で31年ぶりの「ROCK IN SANJO」が開かれる。
当時、出演していた9バンドが出演する。なかには今も続くバンドもあるが、ほとんどが再結成。「ダイナゴンパワー2016」では、ギタリストとしてJAにいがた南蒲の経営管理委員会会長の吉田文彦さん、侍ラーメンの山崎剛さんが何十年ぶりかのステージに立つ。
「ROCK in 三条」はベトナム戦争が終結し、ソ連のソユーズ19 号とアメリカのアポロ18号がドッキングに成功した時代に産声を上げた。第1回に出演した中心的バンド「髏」、「SUN」、「下剋上」をはじめ、強烈な個性と明確なテーマをもった人気と実力を兼ね備えたバンドにのみ出演が許され、後輩バンドマンのあこがれとなった。
1年半ほど前に復活の構想がスタートし、開催を決めたのが1年前。長年、楽器にまったくふれていなかった人も多く、いわばリハビリの期間が必要だった。県外から参加する人もあり、何度も三条に通って練習を重ねた人もいる。「新たなる伝説の幕開けは、見逃したら取り返しのつかない一日になる!」と主催する実行委員会では来場を呼びかけている。
チケットは前売り、当日とも2,000円。問い合わせは侍ラーメン(電話:0256-33-9220)へ。出演バンドは五十音順で次の通り。