アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は22、23の2日間、全国の直営店やスノーピークストアで秋の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい) 2016 -秋-」を開き、なかでも三条市のHeadquartersでは最大規模のイベントを行うとともに、雪峰祭にあわせてキャンプフィールドを拡張した初めての電源サイトを含む新サイトをオープンする。
春と秋の年2回、開催している恒例のユーザーへの感謝イベント。Headquartersでは、本社と工場やナチュラルライフスタイルストアを会場に、22日は昼の部の午前9時から午後4時までと夜の部の午後6時から9時まで、23日は昼の部だけの午前9時から午後3時まで開く。
「スノーピーカー」と呼ばれる熱烈なスノーピークファンが最も注目するアウトレット販売、B級品抽選販売は今回も実施し、あこがれのスノーピーク製品をふだんはありえないお得な価格で購入できるチャンスだ。
来場者にオリジナルロゴ入り雪峰祭うちわ、アンケート交換用限定ステッカーを配布。雪峰祭うちわに鯛やえびすなどの縁起物などをかたどったものを張る飾りうちわ作り、抽選で1日1人に豪華景品が当たる運だめし、オリジナル紙風船プレゼント、六角凧作りとアウトドア積み木遊び、「朝日山」利き当て大会、もちつきとふるまい、福まきなど、どれも無料で参加できる。
飲食ブースでは無料の雪峰祭おにぎりのふるまいのほか、銀座進出を果たした「燕三条イタリアンBit」、背脂ラーメンの「酒麺亭 潤」、東京から青山の本格フレンチレストラン「スノーピークグランピング」、昭島市のレストラン「Snow Peak Eat」、品川のすし店「寿司 しながわ 葵」、それに旧巻町の伝統玩具・鯛車をモチーフにした「鯛車焼」の専門店「鯛車焼 一成(いっせい)」が出店する。
前回、春の雪峰祭から初日夜はキャンプフィールド宿泊客向け限定のイベントに加えて「光の演出雪峰灯-せっぽうとう-」を行って大好評だったが、今回も継続。キャンプフィールド内の池をLEDの光で演出し、社屋内外をいくつもの光でつくりあげる幻想的な空間を楽しんでもらう。あわせてあかりをともした「鯛車」も展示する。
一方、今回も雪峰祭にあわせた限定アイテムを各店舗でオープンと同時に販売する。オンラインストアは11時に販売開始。限定アイテムは「スノーピークロゴステッカー トライアングル」(税別380円)、ローチェアにフィットしてはずしても使える「ローチェアブランケット」(6,800円)、IGTにセットできる風防オプション「IGT ウインドスクリーン」(8,200円・9,200円)雪の結晶模様のグローブ仕様の「スノーピーク レインボーストーブ 2016 EDITION」(39,800円)。ただし、このうち「IGT ウインドスクリーン」は受注生産でオンラインストアでの販売はなく、全国の直営店、スノーピークストア、Shop in Shopだけで1人1点限りの予約販売となる。
キャンプフィールドの新サイトは、Headquartersへ続く道路の入り口側に設置した。「A」から「F」のサイトに加え、「G」と「H」のサイトと初めて電源サイトを新設した。
電源サイトは1サイトが12メートル四方の広さで100ボルトの電源を設置した。従来は決められたサイト内で自由な場所にテントを設営できるフリーサイトだったが、電源サイトは決められたスペースを利用する。キャンピングカーによる利用で車のバッテリーあがりを気にせずに電子レンジなど大きな電力が必要となる電気製品も利用できる。
キャンプフィールドの利用者は年々増え、とくに平日やハイシーズン以外の秋の利用も増えている。加えてキャンピングカーでの利用も多いことに対応しようとサイトを拡張した。これにより受け入れ能力はフリーサイトがこれまでの150サイトから50サイト増えて200サイトに、さらに電源サイト10サイトが加わる。
ことし春から雪峰祭にあわせたキャンプフィールド利用は抽選にしているが、今回も大きく定員を超える申し込みがあった。春は好天にも恵まれて5,500人もの来場者を数えており、今回も大勢の来場を待っている。