3年目となった燕市・分水商工会が中心となった「Bunsui 軽トラ市」が23日、分水総合体育館駐車場を会場に開かれ、朝はあいにくの雨に見舞われ、午後からしだいにやんだが、その割には来場者が多かった。
名称にもある軽トラ市は、地元の道の駅国上の農産物直売所「ふれあい市」の出店者を中心に12台の軽トラが集合。地元農家が荷台に載せたまま新鮮な農産物を格安で販売し、雨にぬれないように荷台の上にはテントを張った。
ほかにも秋市として商工会青年部をはじめ分水地区の団体や業者などが13店舗、燕市の青空市「ツバメルシェ」でも13店舗が出店。消防車、パトカー、白バイの展示や高所作業車のバケットへの試乗、ボールプール、列車のように車両が連結して走る遊具「ロイヤルエキスプレス」も登場。ステージでも音楽ライブやパフォーマンス、大声コンテストをはじめアトラクションなどが行われた。
この日は三条で最高気温15.3度。朝から雨が降って北寄りの風が強まり、外出したくなくなる天気だったが、地元の人たちは傘を差して来場。昨年は4千人もの人出があり、過去2回で地元でも楽しさが知られてきたおかげか、意外と来場者は多く、出店者は「全然、だめだと思ったけどぼちぼち売れてる」と喜んでいた。