ドライバーや作業工具を製造する株式会社兼古製作所(兼古耕一社長・本社三条市塚野目)は、叩いてあたまをなめてしまったねじを取り外すネジとりインパクトに新たに開発した六角ねじを取り外せるビットをメーンに紹介している。
これまでもドライバーのネジとりインパクトはあったが、六角ねじや焼き入れや焼きも戻しが施してあるため、あまり需要がないだろうと見ていたが、実際には焼き入れしていないものも多く、やはりなめてしまうこともあることから開発した。ミニインパクトドライバーと六角を含むネジとりビット7本組のセットで定価7,500円。
ブースでは兼古敦史常務がネジとりインパクトの使い方を実演。頭をなめてもう外せないとあきらめてしまうようなねじが、まるで魔法のように外れる実演はまさにインパクト抜群。まさに百聞は一見にしかずだ。
会場に入っていちばん最初のブースになったこともあり、人だかりが絶えない人気ブースになっている。頭の取れたねじを外す方法はあるかと質問する人もいて、関心を集めている。