任期満了で退任する三条商議所の正副会頭3人が退任あいさつ (2016.10.27)

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三条商工会議所正副会頭の任期が満了する31日を前に、26日開かれた三条商工会議所臨時議員総会で、斉藤弘文会頭はじめ退任する正副会頭の3人が退任あいさつを行い、これまでの各方面からの協力に感謝した。

斉藤会頭
斉藤会頭

11月1日からスタートする第29期の会頭や副会頭、専務理事、常議員、監事の選任などすべての議案が決まり、正副会頭退任あいさつを行った。斉藤会頭のあいさつをうなずきながら聞く出席者も多く、最後は大きな拍手を送った。発言の要旨は次の通り。

斉藤会頭

斉藤会頭
斉藤会頭

6年間、皆さんのおかげで何とか会頭の職をまっとうできた。本当に心から心から御礼を申し上げたい。平成22年11月に会頭職を拝命したが、その前年にリーマンショックが起きた。私ども会社も売上が半分になり、利益もゼロに近い状況になり、とてもとても人の頭のハエを追うどころではなく、自分の頭のハエを追うのも精いっぱいの状況だったが、いずれしても会頭という役割を担わせていただいた。私だけでなく、議員、副会頭、役員も同じような状況で、よくぞこの地域のために引き受けてくれたなと、あらためて感謝を申し上げる。

就任して約束したこととして、企業にとって一番大事なことは情報であり、情報の受発信をしっかりとしていきたい。2つ目は、商工会議所は主役の座は終わり、これからは脇役に徹しなくてはいけない。経済団体などいろいろな団体のサポート、後押しをする。そのためには私自身がその団体、業界に出向いて、つぶさに会議所の考えを訴えなくてはいけないと、考えを述べさせてもらった。

3つ目は、職員が明るくならなければ、おそらく会員も明るくならない。会議所の職員がいつも笑顔で明るく過ごさせるような会議所にしなくてはいけないと、今まで「豊かさを地域に築く商工会議所」というキャッチフレーズを「笑顔と感謝にあふれる、感動を市民に共有できる商工会議所」に変えた。

3つに続いて、何よりも大事なのは、気づきの気持ち。相手が何を考え、何をしてほしいかをきちんと気づく。今、時代はどのような方向に流れているのか、そんなことをきちんと気づくという気持ちがなければいけないことを最初に訴えた。

それから6年がたち、初心を忘れることなく6年間、一生懸命、自分なりに努力したつもり。その評価はもちろん私ではなく、みなさんから評価していただくわけだが、わたしは胸を張って精一杯、努力をした、それだけは言えているのではないかと思う。本当に皆さんの協力に心から感謝を申し上げる。本当にありがとうございました。

加藤敏敦副会頭

=加藤副会頭
加藤副会頭

6年間、大変お世話になった。斉藤会頭のリーダーシップは半端でなく、どんどん走っていくので追いつくのに精いっぱいだった6年間。私も会社も含めて大きな信頼と信用をいただいたと思い、心より感謝している。新しい執行部がスタートするが、皆さんの支援をいただきながら、われわれ以上に当商工会議所、地域経済の発展していくよう願う。

本間晃副会頭

=本間副会頭
本間副会頭

自分に本当にやり通すことができるかと不安な思いもあったが、受けたからには職務をまっとうしたいと自分に強く言い聞かせ、自分なりに精いっぱい努めてきた。本当に忙しい6年間だった。素晴らしいリーダーの斉藤会頭のもとで過ごせたことは教わることも多く、幸せだった。

斉藤会頭のおなじみのせりふ「夜の本寺小路の活性化とお互いの絆を高めるために本寺小路に通う」の通り、私も青年会議所のとき以上に本寺小路に通わせてもらった。


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