表面処理の株式会社中野科学(中野信男代表取締役・本社燕市小池)は、電解複合研磨やステンレス酸化発色を展示している。
電解複合研磨が施されたステンレスは、ふつうの鏡と区別が付かないほど磨き上げられたナノレベルの表面処理で、来場者を驚かせている。ことし3月に完成した燕市国上、道の駅国上のふれあいパーク久賀美の屋外トイレには、同社の電解複合研磨による鏡が設置された。
ステンレス酸化発色は、透明感のある鮮やかな発色で広く知られるようになってきている。ただ発色はデザインが目的と思っている人が多いが、実は色を変えることでサイズや用途の識別、視認性の向上に利用し、機能をもたせていることもあり、さらに極めて高い耐食性やさびにくさも兼ね備えることを教えてくれる。