弥彦が初めて町村博覧会、広域11自治体の特産物で新潟らしさを伝え秋の弥彦観光を盛り上げ (2016.10.31)

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弥彦村は「文化の日」の11月3日から13日まで弥彦村「ヤホール」で初めての「町村博覧会 in 弥彦」を開き、秋の弥彦の行楽シーズンにあわせて新潟の県内10の町と村に隣接の燕市を加えた11の自治体の魅力を集めて新潟らしさを伝える。

期間中、毎日行っているのは各自治体の出店による特産品の販売やパンフレットの配布。出店するのは、燕市と聖籠、田上、阿賀、出雲崎、湯沢、津南の6町に刈羽、関川、粟島浦、それに弥彦の4村で計11自治体だ。

弥彦村は毎日出店して、やひこ娘イカメンチを販売。聖籠町は13日だけの出店で正郎ワインとスイーツを販売。田上町は特産品の販売、阿賀町は3日から6日と12、13日の出店で雪椿うどんを販売、出雲崎町は3日だけの出店で海産物と紙風船を販売する。

湯沢町と津南町はパンフレットなどを配布、刈羽村は米粉のたこ焼き、関川村はとんからなどを販売。粟島浦村は毎日出店して海産物を販売。燕市は3日だけの出店でカトラリーの販売を行う。

大きなイベントを行うのは、初日3日と続く週末の5、6日。3日は午前10時半からオープニングセレモニーを行い、弥彦村出身のFM新潟パーソナリティー本間紗理奈さんが司会を担当。午前11時と午後1時の2回、ご当地キャラクター博覧会を行い、11自治体からゆるキャラ5体が出演する。

5日は正午から「えんむすびふるまい」。弥彦村の農家が生産した特別栽培米コシヒカリのブランド米「伊彌彦米(いやひこまい)」で作った塩むすびを2個1セットで100セットふるまう。今春、弥彦モンゴル友好協会発足、夏には弥彦村がモンゴルのエルデネ村と友好都市協定を結んだこともあり、塩はモンゴル岩塩と村上市・笹川流れで作られる藻塩の2種類を使って食べ比べてもらおうと考えている。

6日は地元芸能披露として午前11時から弥彦芸妓手踊り、午後1時から弥彦よさこい「添弥(そいや)」の踊りを披露。午後1時から弥彦出身のキックボクシングチャンピオン伊藤皇輝さんによるキックボクシングパフォーマンスを行う。

期間中の土、日曜と祝日は正午からふるまい鍋を用意。11自治体の特産物を具材にした寄せ鍋をふるまう。また、同時開催で28日から11月3日まで直売所「もみじ」を開設している。

地方創生加速化交付金を活用し、広域連携によってそれぞれの自治体の観光情報をPRし、魅力を発信していけたらと初めて開く。村が今年度、建設している農産物直売所に設置される広域連携スペースでの11自治体の特産物の取り扱いも見据えている。


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