燕市児童研修館「こどもの森」では6日、収穫祭を行うとともに、誰でもスプーンやフォークを作れる「森のカトラリー工房」をオープンする。
「森のカトラリー工房」は、先に日本金属ハウスウェア工業組合が燕市子ども夢基金に寄付した250万円のうち半分の125万円で導入したスプーン・フォーク用ハンドプレス機を設置したもの。
スプーン・フォーク用ハンドプレス機は、型抜きしてバリをとったスプーンやフォークの先の部分を手動でハンドルを回すことで金型でプレスして曲面を作ることができる。市内企業が製造した。プレスしたスプーンやフォークそれを3種類の木製の柄に差し込み、金づちでかしめを打って固定して作る。柄に平仮名やアルファベットのスタンプを押し、オリジナルのスプーン、フォークを作れる
ふだんはスプーン、フォークとも1本300円で製作体験できるが、今回はオープン記念で正午から午後3時半まで1本それぞれ200円で体験できる。当日、参加者を受け付ける。
こどもの森では庭でさまざまな野菜を栽培しており、この日はその収穫祭。事前申込みした人が参加する「もりもり食堂」を行い、おにぎりや収穫した野菜で調理したスープなどをおなかいっぱい味わい、スプーン・フォーク作りも体験する。
ほかに午前10時から午後3時半まで「もぐもぐおりがみ工房」も行う。申し込みは不要で無料で参加でき、折り紙でいろいろな食べ物を作る。問い合わせは、こどもの森(電話:0256-61-1551)へ。