燕市・吉田商工会(美内信孝会長)では、ことし6月に初めて行って好評だった「吉田まちゼミ」の2回目を11月3日から30日まで行っている。
「まちゼミ」は商店などへ足を運んでもらうきっかけにしようと、店舗や事業所がアットホームなプチ講座を開くもので、全国各地で行われている。吉田まちゼミは、6月は18事業所が21講座を開いたが、今回は25事業者の27講座とボリュームアップしている。
新しい講座は、すし店でのり巻きの巻き方、金融機関でローンや子育て費用の相談のほか、手芸店、大工、呉服店、司法書士などが新たに参加。それぞれの店舗などで働く人が講師となり、定員は数人ていどの少人数の肩ひじ張らない講座になる。
吉田商工会では2年ほど前からまちゼミに取り組む地域へ視察研修に出掛けたり近郷で情報を集めたりして準備し、6月から年2回のペースを目標にスタートした。参加事業者や受講した市民の両方に好評で、参加事業所が増え、今回は6月よりも申し込みのペースが早いと言う。
一部の材料費がかかるものを除いて受講料は無料なのもうれしい。受講したい人は直接、各事業書へ申し込む。