地場産業の集積地を背景とした燕三条地域の卸問屋の商品調達能力を国内、海外のバイヤーに向けてアピールしようと9、10の2日間、燕三条地場産業振興センターで初めての「燕三条卸メッセ」が開かれる。
当初は卸問屋だけの出展の計画だったが、メーカーとの境界もあいまいになっている面もあり、出展する卸問屋から直接、メーカーからもアピールしてほしいという要望があったため、一部、最終製品を製造するメーカーも含む43社が73小間に出展。9日は午前10時から午後5時まで、10日は午後4時まで開く。
燕三条地域は材料問屋などを含め約1,000社の卸問屋があり、出荷額は4,120億円にのぼる。業務用調理器具、ギフト用品、利器工匠具、量販店向け商品など国内外の約30万種類の商品をいつでも出荷できる状態で在庫している。
それぞれの分野で全国シェアのトップ企業が数多く存在している地域でもあり、これらの企業が一堂に会し、燕三条地域をはじめ世界各国からも集めた旬な商品、製品を展示する。
卸問屋で重なる取扱商品もあり、競合も考えられるが、それ以上に地域としての卸問屋としての機能のアピールを優先したというわけで、全国的にもまれなイベントとなる。
どれくらいの反響があるのかまったく未知数だが、すでに海外のバイヤーの来場登録をもある。ひとまず5千人の来場を目指している。出展企業は五十音順で次の通り。
【出展企業】▲(有)アイデアセキカワ▲(株)アオヤギコーポレーション▲(株)青芳製作所▲(有)浅野木工所▲アサノヤ産業(株)▲(株)アサヒ▲エコー金属(株)▲江部松商事(株)▲(株)エムテートリマツ▲遠藤商事(株)▲角利産業(株)▲(有)片力商事▲金井産業(株)▲(株)カンダ▲(株)喜久和▲(株)玉虎堂製作所▲(株)コーベック▲(株)コンヨ▲(株)坂謙▲下村企販(株)▲(株)ジャステム▲(株)ストックバスターズ▲(株)?儀▲(株)田辺金具▲(株)タマハシ▲ツインバード工業(株)▲外栄金物(株)▲(株)トーダイ▲(有)ナガオ▲(株)ナガオカ・リコー▲(株)中條金物▲(株)ハーモニック▲パール金属(株)▲(株)パオック▲(株)ヒロショウ▲富士カトラリー(株)▲(株)フチオカ▲(株)ペルジュ企画▲丸山ステンレス(株)▲(株)山谷産業▲(株)よこやま▲(株)ヨシカワ▲和平フレイズ(株)