燕市吉田地区の小学生サッカークラブ「吉田サッカークラブ」(稲越伸一代表)は22、23日と新潟市秋葉区で開かれた第24回新津カップ新潟県少年サッカー5年生大会兼JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー北信越大会新潟県予選で優勝を飾った。
県内の小学校5年生以下を対象にした県大会。吉田サッカークラブは、その予選となる17チームが出場した9月の中越地区県央ブロック予選リーグで優勝し、今回の大会に出場した。
大会には24チームが出場し、予選リーグをブロック2位で決勝トーナメントに進出して優勝した。予選リーグはグランセナ新潟FCジュニアに0-1で敗れた。決勝トーナメントには予選6ブロックの各ブロック1位に加えて得失点差の上位2チーム、計8チームによって行われた。ブロック2位の吉田サッカークラブは得失点差で2位となり、ぎりぎりで決勝トーナメントに滑り込んだ。
決勝では予選リーグの直接対決で敗れたグランセナ新潟FCジュニアと再び対戦。今度は1-0で勝ってリベンジし、ドラマチックな優勝を飾った。来年3月18、19日に富山県で開かれる北信越大会に新潟県代表で出場し、優勝すれば全国大会に出場できる。
7日、大会出場選手がそろって鈴木力市長を表敬訪問し、大会結果を報告した。キャプテンの新潟市立真砂小5年大桃義隆君は「決勝でもう一度、(グランセナ新潟FCジュニアと)戦えるときは、すごい勝つ気満々だった」、「今後の目標はチームでまた努力して高め合って三月の北信越大会や全国大会で優勝したい」。副キャプテンの吉田小学校5年泉田祐也君は「グランセナとは決勝まで当たらない組み合わせだったから、決勝で当たって絶対、勝ってやるという気持ちだった」、「北信越大会ではキックの精度などを極めてしっかり決めるところは決めて全国まで行きたい」と決意を話した。
鈴木市長は、決勝でのリベンジに「劇的なドラマがあったと思う」と言い、「北信越大会で優勝できることを期待している」と活躍を願った。
吉田少年サッカークラブは6年生を含む県大会で優勝したことはあるが、5年生以下の大会では初めて。出場選手18人は次の通り。すべて5年生。
【出場選手】▲笠原浩耀▲水澤隆良▲大竹智也▲滝本峻太▲渡辺大雅▲泉田祐弥▲山本流星▲大桃義隆▲石山青空▲小柳澄弥▲久住晴人▲中島公威▲古瀬伸太▲田中優輝▲本間翼▲田中創大▲石川新都▲深沢歩