老朽化により新築する三条信用金庫東支店=三条市一ノ門2=で10日、翌2017年5月中旬に営業開始を予定する新店舗新築の地鎮祭が行われた。
午前11時から旧店舗の取り壊しが終わった建設地で行われ、同金庫関係者と工事関係者20人余りが参列した。
施主の三条信用金庫の西潟精一理事長、施工業者の株式会社小林設計事務所の小林恒夫代表取締役会長、清水建設株式会社北陸支店新潟営業所の清水康次郎所長の3人が順に地鎮之儀を行い、工事の安全と早期完成を願った。
東支店はJR東三条駅に近い東三条商店街に立地。旧店舗は1968年12月の建築から47年が経過していた。
旧店舗跡に新築する新店舗は、敷地面積約768平方メートルで鉄骨造2階建て延べ床面積457平方メートル。「入りやすさ」、「親しみやすさ」、「身近に感じる店舗づくり」を目指して内外装を工夫する。
西潟理事長はあいさつで、東支店の旧店舗は、既存の店舗の中でいちばん古く、何回となく修繕をしたが、老朽化が著しいことから解体、新築に至ったと説明。また、理事長自身、同信用金庫の40年の勤務の中で「最初の店舗はここだった」と、懐かしいと話した。また、「地域の皆さんに親しみやすい店舗にしたい」とし、工事関係者には無事故での完成をと願った