18日午後5時の締め切りが迫る最優秀賞賞金100万円の三条市主催第1回手づくりしかけ絵本コンクールは、締め切り間際になって応募が急増し、17日午前まででの応募は全国各地から62点にのぼった。
しかけ絵本とは、絵の一部が動いたり、畳まれたものが飛び出したりする絵本。15年2月に三条市立図書館栄分館に設置した「しかけ絵本コーナー」をさらに活性化させ、話題性のある場所にして市民が足を運ぶきっかけにもなればと今年度、初めてしかけ絵本コンクールを企画した。
募集期間は1日から18日まで。締め切りが迫るにつれて尻上がりに応募が増え、応募方法や締め切りに関する問い合わせ毎日数件あり、締め切りぎりぎりまで駆け込み応募が続きそうだ。応募作品は、親子で別々に応募した作品や親子で協力して制作した作品もある。
12月6日に栄庁舎で応募作品の審査を行う。審査員は東京から絵本作家の木村裕一さんと米津佑介さん、ものづくりの関係で新潟県工業技術総合研究所の坂井朋之社長、三条鍛冶道場の長谷川晴生館長の4人。
来年1月中旬に審査結果を発表、表彰式を行う。応募などに関する問い合わせは三条市市民部生涯学習課(直通電話:0256-47-0048、ファクシミリ:0256-32-5476、電子メール:shougaigakushu@city.sanjo.niigata.jp)へ。