加茂市とJAにいがた南蒲は18日、JAにいがた南蒲加茂選果場=加茂市=で、日本郵便の会員制カタログギフトの商品として初めて採用された加茂産のナシ「新興(しんこう)」の出荷式を行った。
加茂市のナシは、2001年から大玉のナシ「新高(にいたか)」が「グルメゆうパックの商品に採用されており、ことしも10月に約4,500箱を出荷した。「新興」は今シーズン初めての採用。
約1,600箱の注文を受けており、1箱6玉入り4キロを800ケースずつ2回に分け、旬の味覚を家庭に頒布する信越ふるさと会を通じて全国に発送する。
午後3時からの出荷式では、小池清彦加茂市長、JAにいがた南蒲の笠原一成経営管理委員加茂地区委員長はじめJA関係者、株式会社日本郵便加茂郵便局の傘木嘉治局長、生産者などが出席した。
「新興」を積み込んだ4トントラックを前にテープカットを行い、長野市に運ぶドライバーにJAにいがた南蒲のゆるきゃらマスコット「梨之助」から新興ナシを贈った。出席者は手を振ってトラックを見送り、到着を楽しみに待つ全国の人に、おいしく味わってもらえるようにと願った。