県央地域で障害のある子どもたちを職場体験を通して地域で育てる活動に取り組む「ぷれジョブ・ひまわり」は、「勤労感謝の日」の23日(水・祝)午後1時半から燕三条地場産業振興センターで活動説明会を開く。
ぷれジョブ新潟連絡協議会会長が「ぷれジョブってなあに?」をテーマに講演。保護者、ジョブサポーター、サポート企業などをパネリストに「ぷれジョブに参加してみて」のテーマでパネルディスカッションのあと、交流タイム、質疑応答を行い、4時に終わる。
この説明会の目的は大きく2つ。ひとつはチャレンジドを核に四つ葉のクローバーのように、受け入れ企業やジョブサポーター、学校関係者もまじえて温かい地域をつくる活動をひとりでも多くの人に知ってもらうこと。
活動当初に比べて知名度こそ上がったものの、活動にかかわる人となるとほんの一部に過ぎない。コミットする人のすそ野を広げ、活動の継続を確実なものとし、地域の風景となれるようにという思いがある。
もうひとつは、ぷれジョブ活動にかかわる人たちが原点に立ち返ること。発足からことしで8年目になるが、日々の活動は職場体験を実施することだけに目がいきがち。しかし職場体験は目的というより手段であり、目的は障害のある子どもたちも地域の構成メンバーとして大切にされて生きていける基盤をつくり、社会の包摂性を高めることにある。これまでにどのような奇跡が生まれてきたかなどを振り返り、これからの「ぷれジョブ・ひまわり」の発展を考える場とする。
だれでも参加でき、参加費は一般300円、学生や子どもは無料。参加申し込みはメール「pure_job_tsubasan@yahoo.co.jp」、FAX「0256-38-4688」、問い合わせは事務局の伊藤博之さん(電話:090-4827-3904)へ。