三条ロータリークラブ(川瀬康裕会長)は、同クラブ創立60周年記念事業の一環で、三条市の3つの学校跡地に設置された一ノ木戸ポプラ公園、島田若草公園、条南あおば公園の3カ所に約150万円相当の計55本の木を寄付し、19日、植樹を行った。
同クラブは1957年(昭和32)に創立。60周年記念事業で10月に子育て拠点施設「あそぼって」への絵本や遊具の寄付を行っており、それに続く第2弾の記念事業として木を寄付した。
19日は「あそぼって」で贈呈式を行い、中村和彦社会奉仕委員長から、三条市の大山強一建設部長に目録を贈呈した。寄付した樹木は三条市の要望で選んだオオヤマザクラ、カンヒザクラ、アラカシ、イロハモミジ、カリン、クヌギ、ケヤキ、コブシなど27種類。現在の会員数と同じ計55本にした。
贈呈式のあと会員は3つの公園を回って数本ずつ植樹を行った。一ノ木戸ポプラ公園では小雨の降るなか、会員がスコップを手にサトザクラなど6本に土をかけて植えつけた。植樹を手伝った市民や来場した近所の人など100人に花の鉢植えをプレゼントした。
三条ロータリークラブは、翌2017年4月19日に創立60周年記念式典を行う計画だ。