福島県沖を震源に震度5弱、県央各地は震度3、仙台港で津波1.4メートル観測 (2016.11.22)

22日午前5時59分ころ、福島県沖を震源に震度5弱を観測する地震があった。推定マグニチュードは7.4。

震度5弱は福島県、茨城県、栃木県で観測し、新潟県内では最大で見附市で震度4を観測。県央地域5市町村はすべてで震度3を観測した。その後も午前8時半までに震度3を最高に6回の地震を観測している。

この地震に伴って宮城県と福島県に津波警報が発令され、8時10分現在、最大で宮城県仙台港で高さ1.4メートルの津波を観測している。

また、三条市と燕市の一部で合わせて約1,100戸が停電。さらに停電により燕市では断水が発生した。

停電が発生したのは、三条市で上須頃約600戸と下須頃約100戸、燕市で八王寺約300戸、大曲10戸未満、ほか井土巻など約100戸。東北電力では停電の原因を調査中だが、すでに復旧している。

JR東日本は各新幹線で一時、運転を見合わせた。山形新幹線は午前8時51分でも福島-新庄駅間の上下線で運転を見合わせているほか、各新幹線で一部列車に遅れが出ている。