県央地域を拠点に障害のある子どもたちを職場体験を通して地域で育てる活動に取り組む「ぷれジョブ・ひまわり」は23日、燕三条地場産業振興センターで活動説明会を開き、約70人が参加してあらためて基本に立ち返ってぷれジョブについて考え、交流した。
ぷれジョブ新潟連絡協議会の石畑健一会長が「ぷれジョブってなあに?」をテーマに講演したあと、サポート企業、サポーター、保護者、チャレンジド、チャレンジドのきょうだいをパネリストにパネルディスカッション。最後に交流タイムを行った。
ぷれジョブの活動をアピールするとともに、職場体験は目的というより目的は障害のある子どもたちも地域の構成メンバーとして大切にされて生きていける基盤をつくる手段であるという基本をかかわっている人たちからも確認してもらうことで、活動の継続につなげようというねらいもあった。
いい話を聞けたという人が多く、2年ほど前から実際の活動にはかかわっていないものの、ぷれジョブ・ひまわりの定例会に参加している三条市の片岡祐華さんも「あらためてぷれジョブはすばらしい活動だと思った」。「子どもたちのためにというスタンスだけではなく、サポーターも地域もすべて成長するという立ち位置でやってることが良くわかり、勉強をさせてもらった」と話していた。