三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」で20日、市内を流れる五十嵐川にちなんだ「しただ郷 鮭×酒」まつりを開き、鮭(サケ)のつかみ取りなどのイベントに来場した子どもから大人までが、深まる秋の恵みを楽しんだ。
五十嵐川漁協の協力で「鮭(サケ)」、酒類販売の佐藤商店=三条市横町1=の協力で「酒」を提供。新潟の名水ともいわれる五十嵐川の軟水を使用する三条市の酒蔵・福顔酒造の日本酒『五十嵐川』の熱かんで販売した。
「鮭」のイベントは、五十嵐川を遡上(そじょう)してきた「サケ」のつかみ取りをはじめ、イクラや燻製、みそ漬け、鮭汁の販売を行った。
弱い雨が降ったが、300グラム入り1パック1,000円の格安に販売されたイクラを目当てにオープン前から行列ができ、約400個を完売した。
鮭のつかみ取りは、体長約60センチほどのサケ50匹ほどを入れた特設のいけすでのつかみ取り。子どもたちはいけすの中に入ってサケを追いかけた。サケが勢いよく体を震わせて泳ぐと、大きな水しぶきが上がり、見物客も「おー」っと歓声をあげ、迫力満点のつかみ取りを楽しんでいた。