震度5弱直後の福島に入った国定市長が見た相馬市、南相馬市 (2016.11.29)

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国定勇人三条市長は29日、議案概要説明会に続いて年内最後の定例記者会見を行い、4項目の発表に続き、先の地震発生当日に訪れていた福島での印象や県内で発生した鳥インフルエンザの関係などの質問に答えた。

会見する国定市長
会見する国定市長

福島県沖を震源に震度5弱の地震が発生し、津波警報も発令されたた22日、国定市長は、相馬市と南相馬市に2人ずつ派遣している三条市職員の激励とその礼で両市を訪れる予定を組んでおり、両市に状況を確認したうえで予定通り実施した。

地震や津波など同日の両市の対応などの印象について話した。国定市長は、東日本大震災の経験がすさまじいものがあったので、その改善をしたあとの災害対応体制がしっかりと機能し、「水が流れるように、着々とやらなければいけないことがパニックにならずに組織全体が整然とスムーズに行われていた」、「非常に冷静」とした。

復興の度合いについては、相馬市は「先頭グループを走り続けている印象」とし、箱もの、道路、防潮堤などまちづくりの再生に向けて、その核となるところは、ほぼ着手済み。

南相馬市は、ことし7月に小高区の避難指示が解除されたが「まだまだ道半ばというのが正直な印象」。しかし2年前、3年前の小高区は完全にゴーストタウンで、かつては消防車両とパトカーとダンプカーしか通っていなかったが、今回は乗用車が行き来し、いくつかの店が開いていて、「確実に生活のにおいが戻ってきているな」と感じたという。

ただ、同所より原子力発電所に近く、避難指示が解除されていない浪江町や双葉町はまったく人影がなく、3月11日の時点で時を止めているという印象。相馬市も南相馬市もまだまだ復興半ばと思っているとし、「私たちもできる範囲で支援を続けていきたい」と話した。

また、この日、関川村の養鶏場で確認された鳥インフルエンザの関係で、三条市の対応についての質問では、現段階は、三条地域振興局管内では保健所の対応で、県レベルで進んでいくと考えている。ただ今後、養鶏場の中にとどまらず広がっていくような動きが出る場合は、ステージが変わると述べ、鳥インフルエンザのみならず新型インフルエンザも同様の対応だったが、そうなればしっかりと対応していくと答えた。

この日は、12月6日召集の「12月定例定例市議会議案概要について」、12月22日午後7時に「「ステージえんがわ」で開催する「チェロとビールの日」(先着15人、参加費3,500円)。12月23日開催の「中央公民館とステージえんがわが贈るクリスマスイベントを開催」、12月1日から28日の「水銀体温計などを薬局でモデル回収」を発表した。

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