鈴木力燕市長は29日午前10時から市役所で定例記者会見を行い、8項目を発表した。
「国道116号吉田バイパス整備促進協議会」を設立し、12月11日に早期事業化実現に向けた総決起大会を開くことに関連した記者からの質問に鈴木市長は、米山隆一知事との懇談はこれからで、知事と県の市長会で意見交換の日程が進んでいるようだが、バイパスについては「ぜひ前向きに進めましょうというな考えを示されているという話を事務方から聞いている」とした。
「いったん止まった時計を動かすにはなかなかエネルギーが必要」で、「そんなに簡単に前に動き出す話ではないかもしれないのかもしれないが、少なくとも関係者がみんな前を向いていこうという意識は共通認識に立っているではないかと思う」との見方を示した。発表項目の概要は次の通り。
- 道の駅 国上の食堂をリニューアル
- 「道の駅 国上」の食堂「味処花てまり」の改修工事(事業費1億2,300円)が終わり、12月9日にリニューアルオープン。これまでの食堂が下水道に接続していなかったために調理できなかったラーメンやカレーライスを燕市で作られた金属の器で新たに提供する。リニューアルオープン記念で道の駅記念切符300枚をプレゼントする。
- 国道116号吉田バイパス事業早期実現を目指して総決起大会
- 「国道116号吉田バイパス」の早期事業化を目指し、地元の声を届けようと11月2日に「国道116号吉田バイパス整備促進協議会」を設立。その活動の一環で12月11日午前10時から吉田産業会館で早期事業化実現の気運を高める総決起大会を開く。
- 東京ヤクルトスワローズ現役選手を招き少年野球教室を開
- 昨年度、館山選手を招いて好評だった東京ヤクルトスワローズ現役選手による野球教室「つばめ野球クリニック」12月10日午後1時からスポーツランド燕で開く。通算150勝を達成した石川投手と昨年リーグ優勝を決めたサヨナラヒットを打った雄平外野手が市内の少年野球チームに直接、指導する。
- 初めて募集した「給食川柳」の受賞作品が決定
- 学校給食に関心や理解を深めてもらおうと、市内小、中学校の児童、生徒を対象に初めて給食を題材にした給食川柳を募集。応募総数527作品から12人の作品が入賞し、その表彰式を12月3日午前10時から燕市役所で行う。副賞は給食用スプーン。
- 燕ジュニア博士が278名誕生
- ことしで5年目だった燕ジュニア検定を過去最多の児童2,892人が受検し、A、B、C各クラスの満点者合計278人を燕ジュニア博士に認定。12月3日午前10時から市役所で表彰式を行い、Aクラスの満点獲得者と同90点以上を獲得した成績優秀者56人を表彰する。
- 平成28年度「燕キャプテンミーティング」を実施
- キャプテンやリーダーとしての資質向上を図ろうと市内中学校1、2年生の希望者を対象に12月26日から28日までの3日間、吉田産業会館でことしも「燕キャプテンミーティング」を開く。26日はしつもんメンタルトレーナーの藤代圭一氏が演習とミュニケーション活動」、27日はミズノトラッククラブ監督の中村哲郎氏とリオ五輪の陸上400メートルハードルの日本代表だった松下祐樹氏が講演とコミュニケーション活動、28日は松下氏が実技を行う。
- 第4回「つばめっ子かるた大会」を開催
- 「つばめっ子かるた」の普及と活動の拡大を目的に来年2月5日午前9時から燕市体育センターで第4回「つばめっ子かるた大会」を開く。今年度は新たに「幼児の部」を新設する。
- 産業史料館の展示をプチリニューアル
- 12月1日から煙管・矢立のコレクション(丸山コレクション)の展示を全て入れ替え、金唐革のたばこ入れを特集して紹介。あわせて、工場などで生産の際に生じる排材を、新しい価値を持った作品に創造する、燕三条地域の「モノづくりの心と技」を表現した「ブランキングアート展」作品の展示を行う。