燕三条地場産業振興センターでは、2日から始まる年末刃物フェア2016の体験イベントの1つとして、2日と3日に溶接女子「榎本先生」を講師にランプスタンド作りに挑戦する「DIY女子養成講座 溶接女子とつくるランプスタンド」を開く。
県立三条テクノスクールの溶接女子こと「榎本先生」を講師に、金属を熱で溶かしてつなぎ合わせる「溶接」を体験する。プラスチックの板を真空成形機で成形し、レーザー溶接でステンレスの線材を星形に溶接したものを組み合わせてランプスタンドを完成させる約60分の講座。参加費は1,500円。
開催は、2日、3日とも午前10時半、午後1時、午後2時半からの3回で計6回。3日の午後1時からの回のみ、女性対象で各回定員6人。小学3年生以下は、保護者の同伴が必要。
同センターでは、燕三条地域の技術を広く知ってもらいたいと体験イベントを企画しており、今回の「溶接」も燕三条のものづくりにとって欠かせない工程のひとつ。名前は知っているけれど実際の作業などは知らない人も多いのではとし、「ぜひこの機会に溶接のおもしろさを体験してほしい」と参加を呼びかけている。
ほかにも、3、4日は「リースづくり」(参加費500円)と「木のお箸づくり」(1,000円)の2つの体験工房を開く。いずれも定員になれば締め切る。問い合わせや申し込みは、燕三条地場産センター物産観光課(電話:0256-32-2311)へ。