三条市実学系ものづくり大学開設検討委員会の第2回会議が11月30日、三条市役所で開かれ、育成人財像や教育課程の骨子などについて意見交換した。
同大学については、4年生大学を三条市が設置する方向で看護系高等教育機関とあわせて須頃郷に建設、最短で2020年度の開学とする案を同事務局の三条市が示している。
同委員会は、長岡技術大学の高橋勉教授を委員長に、学識経験者や商工団体推薦の6人の委員で構成し、実学系ものづくり大学の開設に向けた検討を行うために8月に設置。育成する人材像、教育課程、教育研究上の基本組織、地域との連携や地域への貢献に関することなどを検討し、市長に意見を述べる。
会議では育成人財像について、教育課程の骨子についての2つを議題にそれぞれ事務局案をたたき台に意見交換した。
次回第3回は、翌年1月か2月の開催を予定しており、この日の第2回の意見のまとめを示し、さらに同議題について意見交換する。