11日まで胎内市美術館で「斎藤真一 越後瞽女日記展」が開かれており、三条市名誉市民で越後瞽女だった小林ハル(1900-2005)の関係資料コーナーも設置されている。
瞽女は盲目の女性数人が組をつくって三味線芸を披露して歩いた旅芸人。この展覧会では、上越市立総合博物館所蔵の瞽女をモチーフにした油彩画を中心に絵巻など約25点を展示するとともに、岡山県出身で瞽女を記録し、『越後瞽女日記』や『お春瞽女物語』などの連作を続けた洋画家で作家の斎藤真一(1922-94)の原画を使った書籍やレコードジャケット、小林ハルの写真や関係資料も展示している。
入館料はおとな300円、小中学生150円、小学生未満は無料。月曜休館、午前9時半から午後5時まで開館。問い合わせは同美術館(電話:0254-47-2288)へ。