三条ライオンズクラブ(捧俊雄会長・会員52人)は1日、特別養護老人ホーム「つかのめの里」を慰問し、シンガーソングライター関川隆之さん(長岡市)の歌と菓子を贈り、一足早いクリスマスプレゼントを楽しんでもらった。
市民奉仕・社会福祉及び保健委員会の担当で毎年、市内の老人福祉施設1カ所を慰問している。午後2時に同クラブの捧会長、磯部敦幹事、長谷川富次会計の三役と、同委員会の岡田竜一委員長など10人ほどが同施設を訪れた。
捧会長が入所者やショートステイの利用者など約50人を前にあいさつ。「一緒に手をたたいたり、歌ったり、そうしたことでもっともっと若くなる」、「喜ぶ、楽しむのほかにもうひとつ、食べることも長寿の秘訣」と菓子のプレゼントも紹介するなど、利用者の健康を願って開会した。
関川さんは「きょうは歌って踊って皆さんと楽しみましょう」、「寒さを吹っ飛ばすためにみんなでハワイに行っちゃいましょう〜」とオープニングの『憧れのハワイ航路』でスタート。「みなさん、高校生に戻ってください」と『高校三年生』、「今度は0歳児に戻って」と子守唄をピアノの弾き語りなど、ユーモラスな曲紹介とともに次々と懐メロなどを披露した。
一緒に口ずさむ女性に、「お母さん、すっごく上手だった―」とマイクを向けると「この歌、大好きだもん」と笑顔で答えた。楽しいステージに、お年寄りの手拍子もしだいに大きくなっていった。