民間検査機関の燕市小高、県央研究所(高野貞子理事長)で1日、ことしも同研究所前庭で12月の夜を華やかに彩るイルミネーションの点灯式が行われた。
協力会社からイルミネーションの寄付を受けて年々、スケールが大きくなっており、電球は2.4万灯にものぼる。4階建の研究所の屋上から放射状に垂らしたイルミネーションがクリスマスツリーを描き、前庭は木々の枝を電球が浮かび上がらせ、トナカイやサンタクロースをかたどった電飾も並んだ。
点灯式では、ことしは同研究所が考案したノロウイルスのキャラクター「ノロ大王」が登場。地元保育園などから73点の応募があったノロ大王の塗り絵募集の表彰式を行い、来場者に豚汁をふるまったこともあり、百人ほどが参加してにぎわった。
カウントダウンで高野理事長らが点灯スイッチを押すと、真っ暗な前庭にいっせいにイルミネーションがともり、「きれい!」、「すごーい!」と歓声が上がった。燕市では暴風警報が発表中で強い風が吹いていたが、寒さも吹き飛ばしてくれるような豪華な光のアートに子どもたちは大はしゃぎだった。