このほど発表された第57回全国推奨観光土産品審査会で、燕市磨き屋一番館を運営する燕研磨振興協同組合(高橋千春理事長)の「漆のぐい呑み(桐箱入り)」(1万円)が特別審査優秀賞を受賞した。
全国観光土産品連盟主催の審査会で、全国の土産品からノミネートされた土産品を審査し、同連盟のホームページ上で公開している。ことしは72点が入賞した。
「漆のぐい呑み(桐箱入り)」が受賞した特別審査優秀賞は、大臣賞や大使館賞9件に次いで35件が選ばれた。
ぐい呑み2個セットで、ステンレス製のぐい呑みを研磨し、内側に24金メッキ、外側に村上市・川村庚堂漆器店の川村将氏がそれぞれ黒と朱の漆を塗ったもの。2年前に開発、販売している。同組合ではこの審査会に初めてのエントリーだった。