田上町の有志でつくる「除夜の花火を打ち上げる会」(茂野克司代表)は、大みそかの31日に第30回となる「除夜の花火」を打ち上げるので、1年の感謝や未来への希望など記念のメッセージを込めた108発の花火を打ち上げる協賛者を12日まで募集している。
1987年から毎年行っている田上町の大みそかの風物詩。「毎年繰り返される“当たり前”の営みに感謝し、来たるべきすべての未来に希望を込めて淡々と打ち上げよう」と108発の花火を打ち上げる日本でいちばん小規模な花火大会だ。
31日の午後8時から田上町の羽生田駅西側と本田上の2カ所で打ち上げる。両方の花火を見物できる中間地点の田上町役場が観覧場所になる。
花火協賛の価格は1発1万円で、それ以上の祝儀も受け付ける。協賛募集の対象は、大会趣旨の「今年一年を振り返り、一発の花火に思いを込めて打ち上げる。来る新年の幸せを祈り花火を上げる」に賛同する人で、同会では「地球在住の趣旨に賛同する方」としている。
申し込みは、同会ホームページの申し込みフォームなどで受付けており、48文字以内のメッセージを記載して申し込む。メッセージは、田上町と加茂市に新聞折り込みで配布する「除夜の花火新聞」に掲載し、賛同者にも送る。
花火協賛の申し込み締め切りは、12月12日まで。申し込みは、住所、氏名、電話番号と48文字以内のメッセージを記入して、申込みフォームなどで申し込み、事前に花火代金を振り込む。申し込み先と花火代金の振り込み口座は次の通り。
■申し込み先
除夜の花火を打ち上げる会 事務局 茂野まで
新潟県田上町原ヶ崎30-1
電話: 0256-57-3610 FAX: 0256-57-5222
E-mail: kamono@ginzado.ne.jp
■振り込み先
加茂信用金庫 田上支店
羽生田郵便局
※振り込み手数料は自己負担