県央地域と長岡地域のお母さんで編成する吹奏楽団「中越ひかりママ楽団」(大泉睦美団長・団員34人)は、18日(日)午前11時から燕市児童研修館「こどもの森」でことしもクリスマスコンサートを開き、音楽でクリスマスプレゼントを届ける。
3年前に楽団を発足してから毎年行っているコンサート。ことしは団員16人が出演して約30分、「ジングルベル」やディズニーメドレー、アニメ主題歌などを演奏し、会場の子どもたちから手拍子してもらったり、行進してもらったりで参加してもらう。
同楽団は2008年に新潟市で発足した「ママさんブラス★ひかりおんがく隊」の中越支部として始まり、13年に「中越ひかりママ楽団」として独立。団員は学生時代に吹奏楽を経験し、子育てにかかりきりになる幼児をもつお母さんが中心で、子どもに手がかからなくなるまで趣味から遠ざからざるを得ないが、この楽団では練習も本番も子どもを連れて参加できる。
「こどもの森」で行っている練習には団員の子どもたちも寝転んだり、マラカスを振ったり、笛を吹いたりとまるで自由。一般的な吹奏楽団なら練習場には子どもを連れてくることもできないが、ここではいくら騒いでもお互いさま。本番に大勢の来場を期待している。