年末の県民生活の安全・安心確保活動の一環で燕署(斉藤正栄署長)は9日夜、燕市内2カ所で年末恒例の特別警戒を行った。
特別警戒に先立って7時過ぎから燕署で出発式を行った。特別警戒に当たる署員25人が出席。斉藤署長は、ことしは8月に連続コンビニ強盗が発生し、特殊詐欺は件数こそ減っているものの被害額は2千万円近くになって「市民の体感治安は決して安心できるものじゃない」とし、残り20日余りで新年を迎えるが「市民により多くの声かけをして安心、安全を届けようと特別警戒を行う」と意義を話した。
来賓あいさつで燕市の鈴木力市長は、いろんな犯罪が発生しているし、交通事故も減らない。皆さまがたにご尽力いただきながら、われわれ行政も一緒に活動させていただき、より安心、安全な暮らしできるようお願いする」、新潟県警察友の会燕地区幹事でもある燕地区職場警察連絡協会の山崎悦次会長は「大変お忙しいなか、ぜひ暮れまで頑張っていただきたい」、燕警察署協議会の宮崎晴雄副会長は「これからも引き続き市民のため、住民のために活躍していただくことを願う」とあいさつした。
このあと午後7時半から署員は井土巻2地内と地蔵堂地内の二手に分かれ、雨の降るなか車を止めて安全運転などを呼びかけ、来賓も激励に訪れて活動を見守った。