ヤクルト石川投手と雄平外野手を迎えた「つばめ野球クリニック」に小学生252人 (2016.12.10)

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東京ヤクルトスワローズの左のエース石川雅規投手と雄平外野手を講師に迎えた少年野球教室「つばめ野球クリニック」が10日、スポーツランド燕で開かれ、市内13の少年野球チームすべてから小学生252人が参加して地方では試合で見る機会も限られる現役選手から直接、指導を受けた。

つばめ野球クリニックで指導にあたる東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手と雄平外野手
つばめ野球クリニックで指導にあたる東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手と雄平外野手

ヤクルトとコラボレーション事業を進める燕市は、ことし1月にもヤクルトの現役選手、館山昌平投手を講師に迎えたクリニックを開いており、約120人が参加。今回はその2倍もの小学生が参加し、チームの指導者を加えるとざっと300人にのぼった。

クリニックがスタート
クリニックがスタート

体育館でウオーミングアップの指導に始まり、走塁、キャッチボール、バッテリーは屋内練習場で投球と捕球、それ以外は体育館で飛球の捕球、背面キャッチの練習、最後にみんなでバッティングの指導を受けた。

手首を横にしないようにアドバイスする石川投手
手首を横にしないようにアドバイスする石川投手

ヤクルトの2選手は「野球の基本はキャッチボール」、「試合ではライナー性のボールしか投げることはない」、「投球は最初の1球が大事」、「軸をもって自分がこまになったイメージで打つといい」とそれぞれの野球の基本や自身が体験から学んだことをアドバイスした。

 子どもたちの走塁を観察する石川投手
子どもたちの走塁を観察する石川投手

子どもたちは両選手のキャッチボールの球の速さに目を丸くし、雄平外野手のティーバッティングには1打ごとに「おーっ!」と声を上げて驚いた。小中川バッファローズ副キャプテンの小中川小学校6年保倉颯太君(12)は最後の質疑応答で、昨年のリーグ優勝を決めた試合でサヨナラ打を放った雄平外野手に何を考えて打席に入ったか質問し、雄平外野手は投球を予想していたと答えた。

 ティーバッティングを披露する雄平外野手
ティーバッティングを披露する雄平外野手

保倉君は「自分はチャンスに弱いからプロ野球選手がどんな気持ちで立ってるのか聞きたかった。予想すれば打てるのかなと思った。いろいろな試合でもやってみたい」とアドバイスに感謝していた。

雄平外野手
雄平外野手

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