燕三条青年会議所(相場健一郎理事長・121人)はこのほど、活動を通じてまとめた「活力ある地域へ向けて」と題した提言書を同青年会議所の活動拠点である三条市、燕市、弥彦村に提出した。
提言書は「活力ある地域へ向けて」と題した2冊。グローカルの力委員会がまとめたサブタイトルが「市民の手によるまちづくり、新しい価値の創造を目指して」と、地域の力委員会がまとめた同じく「有機的連携による力強い地域連携の実現」から成る。
提言書では、燕三条青年会議所が、燕三条地域の暮らしに活力をもたらすために日本を含む世界各地のまちづくりの取り組みや仕組みを多角的に調査、研究してきた結果、「この地域に住む人々のくらしの質を向上させ、ずっと住みたいと思う、そして人々が行ってみたいと思うまちにつながる考えや道筋が見えてきた」とする。
さらに、「それは、我々のような中間支援組織だけではできず、行政の関わりがあって初めて効果を発揮します」、「それ故に当会議所が有効だと考えた取組みや仕組みを行政から政策を通して推進していただくことが大切であると考え提言をまとめました」としている。
5日午前には三条市役所を相場理事長はじめ、グローカルの力委員会の原田昌明委員長、地域の力委員会の袖山茂雄副委員長など5人が訪れ、相場理事長から国定市長に2部の提言書を手渡した。