三条小跡地は図書館や鍛冶ミュージアムの複合施設へ (2016.12.13)

2017年3月で閉校する三条市立三条小学校の跡地利用について国定勇人市長は12日行われた12月定例会の一般質問で、図書館と鍛冶ミュージアムなどを併設する複合施設を整備する考えを示した。

野嵜久雄市議の「三条小学校跡地利用について」の質問に答えたもの。先に三条市跡地で理科教育センターの整備を明らかにしていたが、この日の一般質問の答弁では、老朽化している図書館を移転し、鍛冶ミュージアムも併設複合施設を整備したいと表明した。

担当課によると、三条小学校に隣接する三条鍛冶道場、ステージえんがわ、中央公民館、さらに今後、建設されるスポーツ・文化複合施設との相互交流を視野に入れ、まちの活性化やまちのにぎわいの創出できると期待。現在、国の交付金など財源的な面の調整を行っており、スケジュールなど具体的な内容については、その目途がたってからと話した。

現在の図書館の建物は1984年の完成から32年になる。当初から蔵書を開架にすべて並べられるだけの書架がなく、手狭でもあった。