燕市立粟生津小学校(渋木保之校長・児童127人)は15日、赤い羽根の校内募金に寄せられた善意3,125円を新潟県共同募金会燕市共同募金委員会に、学校田で収穫したコメを販売して得た1万5千円を燕市社会福祉協議会に寄付した。
赤い羽根の校内募金は毎年行っており、ことしも体育ボランティア委員会の児童が11月中旬に3日間、登校時間にあわせて児童玄関前に募金箱を持って立ち、児童に善意を呼びかけた。
学校田は毎年、総合学習の一環で5年生が稲の栽培を行い、田植えと稲刈りは全校児童だけで行っている。収穫したコメは児童に配布したり、収穫祭のカレーパーティーに使ったりしたほか、10月の文化祭で1袋1リットル、約5.5合を300円で50袋販売し、昨年に続いて売り上げをそっくり燕市社協に寄付した。
15日午後1時過ぎにそれぞれの取り組みを担当した児童5人が燕市社協を訪れ、校内募金の善意は体育ボランティア委員会委員長の6年生小山陽大君と6年生渡辺民生君、学校田の寄付は5年生の新田日菜子さん、青柳星太君、西海知頼希君の3人から燕市社協の本間弘之事務局長に「困っているひとのために使ってください」などと話して手渡した。