三条市立図書館は15日から1月15日まで「みんなで!かるた展」を開き、「ふるさと三条かるた」や「ジャンボカルタ」などを展示している。あわせて1月15日に同館で開く「ふるさと三条かるた大会」の参加者を募集する。
1982年に三条市ふるさと運動推進協議会が、三条市の小中学生による読み札にと絵札を使ったご当地かるたの「ふるさと三条かるた」の旧版と、三条、栄、下田の3市町が合併したあとの2013年に、三条市PTA 連合・三条市ESD協議会が製作した新版の「ふるさと三条かるた」の読み札と絵札を展示する。
新しい「ふるさと三条かるた」のサイズを約40センチ真四角に大きくした「ジャンボカルタ」の絵札44枚もある。かつて毎年「建国記念の日」に開かれてピーク時は700人もの参加があった少年少女ジャンボカルタ大会で使われたもので、30歳代、40歳代の市民には懐かしい。
旧版では、「おとりこし 本寺小路は 大にぎわい」、「チビッ子広場 あの子もこの子も 生き生きと」、「目抜き通り 雁木にかわる アーケード」など、今では様変わりしてしまった懐かしい風景の読み札もある。
新版では「大漢和 諸橋博士の 大偉業」、「八木ヶ鼻 下田の里に そそり立つ」、「石動は さかえの人の 幸まもる」など、三条地区に加えて、下田地区、栄地区の内容も加わっている。
このほか、燕市の「つばめっ子かるた」や佐渡市の「佐渡郷土かるた」、江戸いろはかるた、ぐりとぐらかるた、犬棒かるた、王さまかるた、おはなしかるたが並ぶを展示しており、1月5日からは、「ジャンボかるた」の展示に変わり、ドキドキたのしいおばけのかるたに変わる。
「ふるさと三条かるた大会」は、このほど「ふるさと三条かるた」を同図書館が購入したのをきっかけに、かるた遊びを子どもからおとなまで大勢に楽しんでほしいと初めて開く。
大会は、平成29年1月15日午後2時から4時まで。同図書館本館1階を会場に、中学生以上の個人の部、小学生以上のペアの部の2部を開催。優勝者には、雑誌の付録のカレンダーや手帳をプレゼントする。定員は、個人の部10人、ペアの部10組20人。申込み開始日は12月20日午前9時から。定員に達しない場合は、当日の飛び入り参加も歓迎する。