燕市杣木、ローソン燕杣木店(長岡修作オーナー)は21日、ことしも燕市横田地内の隣接する障害者支援施設「つばくろの里」と就労継続支援B型「夢工場つばめ」の利用者にクリスマスケーキ40個のクリスマスプレゼントを届けた。
午前10時半にオーナーの長岡修作さん(69)が同施設を訪れ、利用者代表3人と山保司郎園長に店で販売している化粧箱入りのクリスマス向けのホールケーキを手渡した。
寄付したクリスマスケーキは、イチゴが載った直径約12センチの4号の生ケーキで、1個で4人分。40個で約6万5千円相当になり、2施設の利用者108人分と職員分も含む。「つばくろの里」の利用者は、この日の昼食にクリスマス会を開いてオードブルなどとともに食べ、「夢工場つばめ」の利用者は午後のおやつの時間に食べる。
同店がクリスマスケーキの寄付を始めてことしで13年目。2月の「節分」にあわせて恵方巻も寄付している。利用者間ではクリスマスにケーキが届くという情報が11月中から広まり、1カ月も前からこの日を楽しみにしており、長岡さんは利用者にとってまさにサンタクロースだ。
実際のところは長岡さんのポケットマネーで寄付を続けており、長岡さんは「毎年、毎年、皆さんが待っていてくれるから、この笑顔を見るために続けている」と、クリスマスケーキを手に喜ぶ利用者に目を細めていた。