22日午前10時半ころ糸魚川市の商店街で発生した大規模火災に伴い、三条市消防本部をはじめ佐渡市を除く県内の消防が応援のため出動した。
三条市消防本部では、午後1時50分にタンク車1台と隊員4人が出発。続いて4時20分にもタンク車1台と隊員4人の2隊を派遣した。新潟県広域消防相互応援協定に基づく出動要請を受けての出動で、糸魚川市から上越市、上越市から新潟市へと応援を要請し、中越地区、下越地区の消防に要請。三条市は中越地区を代表する長岡市からの出動要請を受けて出動した。
三条が出動した最初の要請では中越8隊、続く増隊では下越を含む10隊とともに出動した。最初に出動した三条の消防隊は、糸魚川駅前付近で消火活動にあたり、2隊目は糸魚川消防本部に集合として出発した。
新潟県は午後、米山隆一知事が自衛隊に災害派遣要請をした。糸魚川市は、周辺に避難勧告を発令している。三条市は、この応援協定に基づき、平成16年と23年の水害時に県内の消防から応援に来てもらっている。出動したのは2012年の南魚沼市・八箇峠トンネル爆発事故以来で、火災での出動は初めて。
また、同様に燕・弥彦消防も午後2時に吉田消防署からポンプ車1台と隊員4人が出動した。