燕市分水地区の分水ライオンズクラブ(渡辺将氏会長・会員46人)は22日、クラブ結成50周年とライオンズクラブ国際協会設立100周年を記念して燕市に寄付し、地元の燕市ふれあいパーク久賀美「国上健康の森公園」に設置したベンチ付き時計塔の除幕式を行った。
設置した時計塔は石で特注したもので、福島県産の御影石でできた台座のような1.36メートル四方の四角いベンチがあり、その上に幅、奥行きとも0.5メートルの四角柱を載せたような形で、高さは3.15メートル。正面に電波時計を取り付け、時計の下にはライオンズのロゴとスローガン「We Serve」を表記し、裏には正会員31人の名前を刻んだ。
隣りにはワタボウシの木を植え、時計塔の上に雪が積もると綿帽子をかぶったように見えるデザインにした。事業費は150万円。それとは別にこのあとも付近に植樹などの整備を進める。22日の除幕式には会員24人が集まり、時計塔の前で記念撮影して完成を祝った。
分水ライオンズクラブは1967年の結成で、35周年のときにも国上山の中腹にある国上ビジターサービスセンターそばにも時計を設置している。今回は地域で後世に残すレガシープロジェクトとして地域の要望もあり、国上山ふもとに位置する公園に時計塔を設置することにした。来年6月10日にはクラブ結成50周年の記念式典を行う。