燕運送株式会社(柳原秀治社長・燕市蔵関)のグループ会社、有限会社グローバル(同)は26日、チャリティーゴルフコンペなどで寄せられた30万円を、燕市社会福祉協議会(山岡重雄会長)の経営するふれあい喫茶「ぽぽ」の経営に役立ててほしいと同協議会に寄付した。
午前10時に柳原社長が、燕市大曲、燕市老人福祉センター内のふれあい喫茶「ぽぽ」を訪れ、のし袋に包んだ善意を山岡会長に手渡した。
グローバルは、燕運送のグループ会社のひとつで、人材派遣業やペット葬祭を行っている。11月27日に長岡市・ヨネックスカントリークラブで毎年恒例のチャリティゴルフコンペ「グローバル杯ゴルフコンペ」を開き、取引先や関連会社など65人が参加した。
寄付は、当日の参加者に募った寄付とグループ会社などから提供してもらった商品をオークションで販売した売り上げに、同社の善意を加えてちょうど30万円にした。なかにはコンペには参加できず、寄付だけ届けた人もいた。
チャリティゴルフコンペの寄付は9年目で、それ以前は燕運送として寄付をしており計13回目。柳原社長は、「いろいろな寄付先があるが、燕運送は燕市で商売を60年もさせていただいている。燕市に還元できるようにと選んだ」。
また、「障がい者支援ができたらと考えている」と話し、山岡会長は、「毎年、ありがとうございます」と感謝した。
ふれあい喫茶「ぽぽ」は、だれでも利用できる喫茶。営業時間は午前11時から午後2時で、定休日は日、月、祝日、年末年始。職員、障害のある人、ボランティアのスタッフが従事しており、ラーメン(500円)、日替わり定食、天ぷらそば(450円)、コーヒー(170円)、ケーキ(250円)などがメニューに並ぶ。