加茂市を中心に組織する日本ボーイスカウト加茂第1団とガールスカウト新潟県第30団は27日、ことしも街頭募金で募った善意約3万円を加茂市社会福祉協議会を通じて赤い羽根共同募金の歳末たすけあい募金に寄付した。
ボーイスカウトの日本派遣団新潟連盟参加隊隊長も務める今井浩二隊長と小柳真人カブ隊長、山田健太君(加茂市・小5)、酒井史遠君(西蒲区・小2)の4人。ガールスカウトの田沢淑子団委員長と中原由美子リーダー、武内典子リーダー、野水楓華さん(三条市・小1)の4人が、それぞれの団を代表して加茂市役所を訪れ、小池市長に善意の入った募金箱を手渡した。
いずれも長年にわたる寄付で毎年、加茂市内の定期市などで募金活動を行い、寄せられた善意を歳末たすけあい募金に寄付している。
ことしは、12月24日にそれぞれで街頭募金を行った。ボーイスカウトは、加茂市の諏訪橋付近と米山理容店前、番作商店前の3カ所で行い、21,085円が寄せられた。ガールスカウトは、にいつフードセンター前に立って買物客などに協力を呼びかけ、8,768円が寄せられた。
小池市長は、集めた善意はさっそく困った人のところへいき、おむつ代やタクシー券などにも使われ、加茂市ではこれまでにリフト付きの送迎用のバスの一部などになっていると話し、「皆さんの活動はすばらしいこと」とクリスマスイブに寒風のなかで街頭に立ってくれた子どもたちをはじめ両団に感謝した。