松本純防災相が糸魚川市大規模火災の被災者に被災者生活再建支援法を適用して支援金を支給すると明らかにしたのを受けて県は30日、国の支援金に100万円を上乗せして最大400万円を支給すると発表した。
支援対象は、住宅が全壊か全焼した世帯では、住宅の被害ていどや再建方法などに応じて、加算額が異なる。全壊の場合の支給金の内訳は、国の制度で基礎支援金100万円。さらに加算支援金として建設・購入200万円、補修100万円、賃貸50万円のいずれか。加えて県の制度で基本額100万円を支給する。
また、半壊は国の制度による支給金はなく、県の基本額100万円だけ。火災での被災者生活再建支援法適用は初めて。