弥彦神社で1日午前0時から行われた歳旦祭を前に彌彦神社氏子青年会(羽生雅克会長)は、大みそかの31日午後10時半から年末木遣奉納を行った。
会員13人が参加し、弥彦温泉街の「お宿 だいろく」前で羽生会長が前歌を披露したあと木遣歌を歌いながら神社通りを約300メートル進んで弥彦神社の拝殿をくぐり、拝殿わきまで行列。あらためて整列してひとりずつ歌って会長の後歌で締めくくった。
会員ははっぴに鉢巻きでほら貝を先頭に行列を進めた。雨が降ってはっぴもびしょ濡れになったが、雪にならなかっただけ冷え込みは弱く、午後11時の新潟の気温は4.3度だった。
この行事を知る人は少なく、にぎわい始めた拝殿では足を止めて見入る二年参りの参拝客もあった。