燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)は1日午前1時から年始を祝う歳旦祭を行って丁酉(ひのとのとり)の平成29年をスタートした。
参拝者の行列が境内の外にまで延びた二年参りのにぎわいが収まり、雨がしだいに弱まるなか、戸隠神社の氏子ら約30人が参列し、渡辺大蔵禰宜(ねぎ)が神事を執り行った。
星野宮司は、ことしはとり年だが、岩戸開きにはなくてはならない動物で、燕市の“ツバメ”も鳥の縁のある年とし、来年は再建百周年にあたり、関係者に「記念事業の完成に尽力をたまわりたい」と求め、ことし平成29年が充実した年であるとともに、戸隠神社でも飛躍の年になることを心より念じ、期待する」と述べ、新年を祝った。