弥彦村は4日午前8時45分から村役場で仕事始め式を行い、小林豊彦村長は約50人の職員を前に「無駄を省いてできるだけ健全財政を維持できるように皆さんのお力を借りて村政に当たってまいりたいと思うので、重ねてお願い申し上げる」と求めた。
国旗、村旗に敬礼、村歌を斉唱して小林村長があいさつした。小林村長は、競輪事業やふるさとの納税のおかげで、村の財政は一昨年、昨年と順調だったが、これを除くと「弥彦村の財政が厳しい状態はまったく変わっていない。むしろ厳しくなっている」。村税、地方交付税とも減少し、「いつ単年度収支が赤字になってもおかしくない状態が続いている」と職員を引き締めた。