燕市交通安全協会(小柳孝礼会長)は7日午後3時から吉田産業会館で年初恒例の燕市交通指導隊(本多正幸隊長・隊員51人)の出陣式を行い、ことし1年の交通事故撲滅を願って決意を新たにした。
隊員51人のうち26人が出席。制服を着て整列した隊員に対して隊旗を先頭に小柳会長、鈴木力燕市長、斉藤正栄燕署長が巡回して服装点検を行って開式した。
あいさつで小柳会長は「ことしも市民の立場に立って親切で思いやりのある交通事故防止活動に取り組まれ、市民に喜ばれる交通指導隊としてご活躍いただきたい」、鈴木市長は「ことし1年、皆さまがたとともに交通事故の防止に取り組むことをわたしからも誓わせていただく」、斉藤署長は「力を合わせて燕市内から交通事故や犯罪が起きないように安心、安全なまちにしたいと思うのでぜひご協力を」とあいさつした。
隊員を代表して本多隊長は「われわれ交通指導隊員一同、いっそう気を引き締め、燕市の安全で安心な地域の交通環境を確立するため、精いっぱい活動をここに決意する」と決意表明を行った。
斉藤署長によると、昨年の全国の交通事故よる死者は67年ぶりに4千人を切り、県内では事故件数、負傷者は前年を下回ったものの、死者は前年より10人多い107人だった。燕市内でも前年を下回ったものの死者が1人あり、ことしは20年ぶりのゼロを目指したいとした。
また、県警はことしの目標に街頭活動の強化の項目を加えており、昨年にも増してパトカーや警察官が街頭に出ることになっていると話した。